希望退職は会社から突然宣告されるので、準備ができていない人が多いでしょう。早期退職なら予定をもって実施するので、その後のプランを考えているはずです。ですが、早期退職でも今後の予測を楽観視しすぎるひとも注意が必要です。どの状態なら希望退職や早期退職を実施しても良いでしょうか。
FIRE可能な年齢を計画しておく
私の場合は、ブログのタイトルにもなっている通り、55歳をFIREの目標に定めています。55歳まで働けば、FIREできる想定です。計画が無いひとは、まずFIREできる計画から立ててください。
例えば、FIREが5年後、年間の貯蓄額が360万円、生活費が500万円とします。この場合、追加で必要な資産は、360x5=1800万円、500x5=2500万円です。
合計すると、4300万円です。この額が割り増し退職金で補填できるなら、辞めても良いと判断できます。
※貯蓄額や生活費は、ご自身が実現できる額に置き換えてください。
必要な割増退職金額の変化
早期退職は予定が決められますが、希望退職は予定が決められません。そのため、今後の必要な割増退職金の金額を算出しておきます。1年毎に年間の貯蓄額と生活費が必要な金額から減ります。
年後 | 所要貯蓄額 | 所要生活費 | 合計 |
0 | 1,800万円 | 2,500万円 | 4,300万円 |
1 | 1,440万円 | 2,000万円 | 3,440万円 |
2 | 1,080万円 | 1,500万円 | 2,580万円 |
3 | 720万円 | 1,000万円 | 1,720万円 |
4 | 360万円 | 500万円 | 860万円 |
5 | 0万円 | 0万円 | 0万円 |
平均的な割増退職金は、およそ2,300万円だそうです。これが正確であるかはともかく、そうそう異なる額でもないでしょう。
現時点では4,300-2,300=2,000万円を再就職して稼ぐ必要があります。キャリアを積んだ会社で稼ぐのはそう難しくありません。年収500万円x4年です。しかしながら、再就職できるでしょうか?バイトでも難しい年代です。この状態で、早期退職を受けるのは危険な香りがします。
2年後の2,580万円だと、2,580-2,300=280万円です。多少節約すれば、何とかなるのではないでしょうか。この想定だと2年後に希望退職の募集が来たら、辞めてよいことになります。(´ー`)ファイアー
まとめ
希望退職は突然宣告されるはずです。企業は実行するまで、全然平気だよ~という雰囲気を醸しだします。早めにFIRE資産を準備しておき、不測の事態が起きた時に慌てないようにしましょう!
(´_ゝ`)オマエモナ ( ;∀;)ヤバイヨ ヤバイヨ
ではまた。(*´▽`*)ノシ
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