ずぼらな私にとって、ETF派の出口戦略は無駄に感じます。もしくは面倒です。どうして、そう思うのか説明しましょう。異論は大いに認めます。(´ー`)
ETF派の出口戦略
分配金で生活費を賄う。That’s all。シンプルでいいですね。(´_ゝ`)イイノカヨ
そう。資産が使い切れないほど潤沢にあるひとであれば、ETFで良いかもしれません。または、生活費がとても低い人にとってもETFは良い選択になりえます。
しかし、この戦略の場合、資産本体はいつまでも残り続けます。これはとても無駄です。つまり、必要以上に資産形成する必要があるということです。
ですが、庶民の私は資産本体の取り崩しが前提の資産形成しかできない見込みです。頑張って1億円。
つまり、効率的に資産を使い切りたい場合は、どこかでETFを売却する必要があります。相場が下げているときに冷静に売却することは難しいでしょう。ETF派のひとが良く言うセリフです。
何より、手動で売却する必要があり、とても面倒です。ずぼら人間には許容できません。
しかも、売却単位が高額です。必要な金額の計算もしなければならず、老人になってから実施するのは面倒です。
投資信託派の出口戦略
分配金相当の自動売却で生活費を賄う。That’s all。こちらもシンプルです。
あえていえば、ETFよりも多少、信託報酬が高いことがデメリットなくらいです。
「投資信託は相場が下げているときに冷静に売却できない。」とよく聞きます。しかし、投資信託は定率の自動売却が可能ですから、配当率に合わせた自動売却を実施すれば、疑似的にETFの分配金と同じ運用となるはずです。自動ですから感情の入る余地もありません。
売却が難しいのは、むしろETFのほうです。
ここまではETFより極わずかに不利な運用ができるという話です。
投資信託派の出口戦略の柔軟性の高さ
さて、庶民は資産本体の取り崩しが前提の資産規模です。
ここで、投資信託の定率自動売却を考えると、取り崩し率を調整するだけで、資産本体も含めて取り崩すことが可能となるわけです。
これが全自動で実行できる。ずぼら人間には神のようなサービスです。ずぼら神にグレードアップできます。
投資信託派の出口戦略はリバランスもラク
資産構成は、預金1000万円に加えて、国内債券投信:全世界株式投信=50:50の想定です。
1年に1度、売却率を見直すだけです。もちろん、資産に大きな偏りがあれば、手動でリバランスしても良いです。
まとめ
ETF派の出口戦略は分配金しか見かけることがありません。分配金のみで生活できる見込みのひとは良いですが、そうでないひとは投資信託も検討しても良いでしょう。
投資信託の出口戦略は明確で、自動定率売却です。
インカムゲインが欲しければ、投資信託のスポット購入と自動定率売却を組み合わせれば、ETFと同じです。しかも、毎月疑似分配金が貰えます。自分は面倒なのでやりませんけどね。
ではまた。(*´▽`*)ノシ
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