骨太の方針
骨太の方針で退職金の増税、退職金一時金の控除の見直し議論がありました。
退職所得課税では、長期勤続者に対する優遇措置の縮小を検討する。現行の退職所得課税制度では、勤続20年を超えると、所得計算時の控除額が1年あたり40万円から70万円に増え、税負担が軽くなる。労働移動の円滑化を阻害している要因のひとつと指摘されており、2024年度以降の税制改正で見直しを議論する。
内閣府ホームページ (cao.go.jp)
いやいや、40代の人が放り出されても流動化しません。抜けられたら事業継続すら危ういよ。
誰でも出来る業種ならいいけど、そうじゃない業種もあるのわからないかな?
特に高収入の職業はそういうのが多いです。だから、高収入なわけです。(; ・`д・´)
そもそも退職一時金控除を知っている(気にしている)若手は存在しないです。(;´∀`)
というわけで、単なる増税のために考えた官僚文学です。(-。-)y-゜゜゜
年70万が年40万の控除になるかもしれない
どのように増税されるかですが、所得税率が上がることはありません。退職金所得控除を減額することで、増税をするつもりのようです。
だけど、実際問題、マ・ジ・カ・ヨ!って話です。いくら減額されるかが問題ですね。
20年まで 800万(=20×40)、38年まで 1260万(=18×70)。合計2060万
であったものが、
20年まで 800万(=20×40)、38年まで 720万(=18×40)。合計1520万
となる可能性があるということです。つまり、非課税枠が540万円消滅します (-_-メ)。
ということは、30万前後を税金で持っていかれるのかな。
若いから関係ない?
1500万円以上ももらえるのはひと握りだから良いですか?
いやいや。若い人も確定拠出年金(iDeCo、DC)をやっていれば、普通に超えてきます。
確定拠出年金で国民がリスク取って増やした資産でたんまり納税しろよって話です。
この分だと、新しいNISAも肥え太ったところで、
「やっぱNISAも税金取りまーす(*’▽’)」って言いだしそうです。
それか相続税を大増税するでしょう。
「公平にするために、遺産は全部ボッシュートします(*’▽’)」
こっちの可能性のほうが高いかな。
対策をしましょう
選挙で対抗勢力に投票することで、文句を言いましょう。でも、決まってしまったら対処するしかないですね。
対策は簡単です。税金がかからない程度に一時金で受けとる。残りは公的年金控除で税率が安いところで受け取るということです。
予想外に退職金が多くなってしまった羨ましいひと(*´Д`)は、税金が少なくなるように配分しましょうね。
たしか、一時金で税率が10%になる手前くらいで受け取り、残りを年金にするのが効率的だったと思います。自分の退職金がわかったら計算してみましょう!今度、記事にしようかな。
ではまた!( `ー´)ノシ
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