はじめに
新NISAはSBI証券一択の風潮ですが、一石を投じよう。楽天証券一択であると!なぜか。SBI証券は解決していない問題があるのです。
まず、投資信託派にとって、投資信託の売却は切っても切れないものです。そこで大切なのが定期売却に対応した証券会社を使うことです。
定期売却に対応した証券会社と言えば、楽天証券、SBI証券が代表的なところです。特に銀行との自動スイープに対応しているのは、この2つの証券会社のみではないでしょうか。
定期売却のみであれば、フィディリティ証券、SMBC日興証券、セゾン投信、ありがとう投信などもサービスを提供しています。ですが、さすがに自動スイープは無さそうです。
自動スイープというのは、証券会社で商品を購入したいときに銀行口座から資金を自動的に引き当てる、または商品を売却したときの預り金を銀行口座へ自動的に振り込むサービスです。
総合的に証券会社の優劣を判断すると、SBI証券のほうが良いと考えています。しかし、投資信託派の視点で、現状では、楽天証券を選ぶしかありません。
(*´Д`)えー
SBI証券の定期売却
SBI証券とSBI新生銀行の組み合わせで、定期売却と自動スイープが実現できます。できることは以下です。
・毎月コース、奇数月コース、偶数月コース、年2回のボーナス月コースの売却時期が選択できます
・一定金額売却のみ
・口数買付したファンドは対象外
・NISA預かりの投資信託は対象外
売却時期を複数選べることが特徴です。特に奇数月売却は、偶数月支給の公的年金の補間になります。私は預金額を1000万円でキープする想定のため、収入が一定であることにコダワリはありません。
一定金額売却のみは大きなデメリットではありません。しかし、私は定率売却のほうが好みです。若いうちは売却額が大きくなり、あとの方は売却額が減ることになりますが、若いうちのほうがお金を使います。
定率でも資産が増える状況まで持っていければ、不安は全くありませんね。
「口数買付したファンドは対象外」は謎です。金額で買ったのと、口数で買ったので何が違うのでしょうか。問い合わせればわかることですが、口数で買い付けることは無いので放っておきます。
それよりも問題は、NISA預かりの投資信託は対象外であることです。どうしろって言うの?いちいち、特定口座へ入れるのか?手動で売却?謎過ぎる。
これは何年も前から話題に上がっていたことです。しかし、新NISAが始まる今の時点に至っても変わるようには見えません。私には、これだけでSBI証券の新NISAを使わない理由には充分です。
楽天証券の定期売却
楽天証券と楽天銀行の組み合わせで、定期売却と自動スイープが実現できます。できることは以下です。
・毎月売却のみ。指定日(1~28日)
・金額指定売却、定率指定売却、期間指定売却の3種類から選択可能
・対象口座は一般口座、特定口座、NISA口座、法人口座 (ジュニアNISA、未成年口座は対象外)
売却時期は毎月しか選べません。隔月指定ができないことが気になる人にはデメリットになります。私は預金に余裕を持たせるので、年金支給が隔月であることは問題ありません。
売却方法は3種類あります。その中でも、定率指定売却ができることがメリットです。取り崩し初期が一番多い金額を使うので定率指定が良いです。ただし、不都合があれば設定を見直すので、どの売却方法でも不都合はありません。3種類もあると、途中で考え方が変わっても選択可能で良いですね。
はい、もっとも大事なこと言います。NISA口座が対象です。
まとめ
楽天証券とSBI証券の売却サービスについて、一覧で比較するとこのような感じです。自動スイープのないその他の証券会社は無視です。
サービス | 楽天証券 | SBI証券 |
対象商品 | 投資信託 (ラップ、MMFを除く) | 投資信託 (口数買付したファンド除く) |
対象口座 | 一般口座、特定口座、 NISA口座、法人口座 | 特定口座 (NISA口座は対象外) |
売却指定方法 | 金額指定 定率指定 期間指定 | 金額指定 |
受取日 | 毎月1~28日 毎月売却 | 毎月1~27日、又は月末 毎月売却 奇数月売却 偶数月売却 |
結論は、投資信託派で、NISAを使いたい人は、楽天証券一択です!
いまのところはですが、新NISAが始まる前に決まっていないと乗換はできません。仮にNISA口座が対象だとしても、定率売却としたい私にとっては楽天証券一択ですけどね。(*´Д`)サービス ヤメナイデ
ポイントや銀行の金利はSBI証券とSBI新生銀行の組み合わせのほうが有利なので、楽天証券も頑張ってくれると嬉しいです。(*´Д`)ガンバレ
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